4つのstepでオリジナルTシャルを手描きで作る!

小倉祇園太鼓Tシャツ

オリジナルTシャツの作り方

<シルク印刷:手描き編>

Tシャツイメージ

 

 

 

 

プロじゃなくてもオリジナルTシャツはあなたにも作れます!でもちょっと専門的で難しそうって思うかもしれませんが、基本がわかれば大丈夫!!

イベントや学校行事など皆で着れば、楽しいし、スタッフだと役割が一目でわかるので、ユニフォームとしても役立ちます。やってみましょう!!


目次

簡単に作るための制作手順

今回は、一般的な「シルク印刷」を例にします。ひび割れや洗濯にも強い印刷です。

1、ショップでウェアを選びましょう!

基本的にウェアは印刷屋さんで用意されている物を使用します。物によっては、印刷できない素材もありますし、そもそも、持ち込みを受けてくれないお店もあります。お店を選ぶ際は気をつけておきたい点ですね。

着やすいものを選ぼう!

●サイズ感
昔は、フリーサイズしかなかったり、SやMでも女性には身幅や丈が大きかったりといった事もありましたが、最近はスッキリ着る事のできる形のレディースサイズも用意されています!

また、女性らしい首元の開き具合・優しい色あいも登場しています。せっかく作るなら、綺麗に着こなしたいですね!ウェブカタログやお店で紙のカタログを確認してみましょう。

●素材
「綿」
吸汗性はいいのですが、速乾性がないので汗染みになりやすく、あまりオススメではないけれど、生地に凹凸がないので、インクの乗りが良い素材です。

「メッシュ系」
吸汗速乾性があり、さらりとした着心地です。生地に凹凸があるので、とても細い線のイラストなどは表現ができない事もありますが、少し太めにすれば問題ありません。脇汗とか、背中と気になるで、こちらがオススメです!

●実物を見る
中には実物の見本が置いてあり、見ながら選べるお店もありますので、問い合わせてみましょう。

お店でTシャツの見本を見る

 

 

 

 

 

 

印刷やさんもメーカーからウェアを取り寄せています。よく使われているメーカーをご紹介します。

オリジナルTシャツメーカー
トムス:http://www.tomsj.com
フェリック:http://felic.co.jp

 


2、印刷したい文字やイラストを用意します。

今回はロゴやイラスト、文字など手描する時の手順をお教えします。実はパソコンで書かなくても問題ないんです。(もちろんパソコンで文字を書いたりする方法も良いです。)

道具を準備(手書きの場合)

2色刷りを例にします。料金的に考えると、1色か2色でプリントすると1枚単価が抑えられますし、描くのも簡単なのでオススメです。


●黒と赤の太めのペンを用意
「ペンの太さ」

マッキーやなまえペン以上の太めのものをがおすすめ。鉛筆・シャーペンは薄く、ボールペンは細かったり、線がかすれるもあるので不向きです。

「ペンの色」
黒と赤or青が良いでしょう。両方同じくらいの太さのものがあるとマスト。黄色や水色など、薄い色のペンは後の処理(データ化)がしにくくなるので避けます。

●A4用紙を用意
背中や前面に大きく印刷したい場合は、概ね30×30cm程度が最大サイズです。A4用紙は21×29.7cmなので、目安にしてください。また、罫線や裏紙も後処理がしにくくなるので避けましょう。

好きなものを描こう

できるだけ原寸で描きます。多少の拡大縮小はしてもらえますが、もとが小さ過ぎると、拡大した時に線がガタガタになってしまう可能性があります。
●前面&背面:A4縦サイズが最大サイズと考えると作りやすい。
●ワンポイント:10cm×10cm程度がおすすめ。


3、印刷したいインクの色を決める。

一番注意したいのが見た目に一番影響する「色」。何色のTシャツに何色のインクでプリントしたいかを考えましょう。センスがなくてもコツがわかれば大丈夫です!

色の組み合わせのコツ。

「濃い色のTシャツ×淡い色のインク=メリハリのある印象に仕上がり」
黒や紺色のウェアに薄い色の白やパステルカラーなどのインクを選ぶと、Tシャツ自体の色に影響されてインクの発色が悪いので2度刷り(塗った後、乾燥させて上からもう一度刷る)をします。ズレる可能性もあるけれど、職人さんたちが一生懸命合わせてくれます。

「濃い色のTシャツ×濃い色のインク=チカチカして醜い」
ハレーションという現象で、お互いが主張しすぎて結局どっちも目立たないというイタイ感じになってしまいます。

「淡い色のTシャツ×濃い色のインク=色の系統を合わせれば素敵!」
パステルカラーや白のシャツは、どんな色も合わせやすいのでオススメです。失敗の少ない組み合わせといえるでしょう。

「淡い色のTシャツ×淡い色のインク=印刷してる??」
明度差のない色の組み合わせは、印象が薄くなります。あえてニュアンスカラーにしたい場合は別ですが、せっかく印刷するのですから見えやすい組み合わせにしましょう。

シルク印刷で、できない色の表現。

●グラデーション×
例:赤から青のグラデーションや虹色など、途中から色が薄くなりながら違う色に混ざる様な表現はできません。

インクでグラデーション

 

 

 

 

 

透かし×
例:べた塗りの部分と、同じ色の薄い色を使う事はできません。

 

混色×
例:黄色と青のインクの2色刷りだからと言って、混ぜて緑の印刷をする事はできません。

青と黄色のインク

 

 

 

 

 

4、お店へGo!

ウェア、清書した図柄、インクの色が決まれば後は印刷してもらうだけ!印刷ショップへ依頼しましょう!


DesignAtelierPaletteのデザイン紹介

CL:小倉祇園太鼓保存振興会様
媒体:オリジナルTシャツ・ポロシャツデザイン
小倉祇園太鼓のスタッフウェアと、販売用ウェアのデザインを同じ版を使い、色違いで制作させていただきました。手描き風ですが、Macで描いています。手書きより、色の組み合わせも変えやすいのでイメージのズレがありません。

小倉祇園太鼓Tシャツ

オリジナルTシャツデザイン

 

 

 

 

 

 

ピンクのTシャツに濃いピンクのインクで印刷したものも。
同じ版で色違いも作成できます。

ピンク祇園Tシャツ

 

 

 

 

 

 

 

DesignAtelierpaletteでは
Tシャツの制作や、図柄のデザインのみも承ります。

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