専門家チームでこども達の
「楽しい」を作る!
到津の森公園 オリジナル弁当商品開発。
背景
北九州市の到津の森公園で、お弁当販売が始まりました。ここは1933年に到津動物園がオープンして以来様々な世代の市民が過ごした思い出のある場所。中央にある芝生広場では、シートを広げてお弁当を食べるファミリーが多くいらっしゃいます。お天気のいい日は、ちょっとおでかけで行けるところにあるので、今では本当に公園感覚で皆さん楽しんでいます。特に小さな子供達は大喜びです。そう、到津の森公園は幼い頃の大切な思い出を作る場所なんです。
私たちは、子供達の喜んでもらえる「楽しいお弁当」を開発しよう!と話が持ち上がりました。
チームで商品開発
通常デザインを以来する場合、社内で企画を立てて、パッケージだけをデザイナーに以来する事がほとんどしかし、今回は様々な専門家が関わって新しい商品開発のカタチを作りました。
[CL]
株式会社丸ふじ
[オリジナル弁当 開発・サポートチーム]
・北九州総合デザイナー協会
・NPO法人FUKUOKAデザインリーグ
・(公財)北九州市どうぶつ公園協会 到津の森公園
・DesignAtelier Palette
・株式会社朝日工芸社
・九州栄養福祉大学食物栄養学部 学生
・東筑紫短期大学食物栄養科 学生・教授
・フォトグラファー
・知的財産綜合事務所弁理士
ニーズ・ウォンツを調べる
マーケティングにおいて、はじめに考える事。そもそも来園者はどの様なランチタイムを過ごしているのか、何処から来て・どのくらい滞在するのか、弁当に対する価格意識はどの程度か、子供たちの好きなおかずは何か。来園者アンケート調査を行います。
それぞれの専門分野から意見を交換する
今回参加したメンバーから、動物園としての意見・お弁当のプロからの意見・栄養学を学ぶ学生からの意見・ディレクタデザイナーからの意見・コピーライターからの意見を全員で共有しながら会議を行いました。通常1つの社内では構成しづらいメンバーです。
社内で検討する会議よりも意見が言いやすく通りやすい。それはそこに役職や年齢の上下関係がないから。学生でも、社長でも、フラットな立場でそれぞれの意見を尊重しながら進めていきます。
そして、それぞれの環境で得てきた知識や、得意な分野でそのちからを発揮します。これまでの仕事の中で、一番皆が生き生きしていると感じました。全員が主体的に考え行動する。それはこれから主となる働き方だと思います。
新聞社にプレスリリース
<開発の様子>
毎日新聞社 まいむ
<完成後 商品発売時>
朝日新聞社 朝日新聞 九州全域 / 2017.05.03
に取り上げられました。